京都市上京区にある晴明神社では毎年9月にお祭りが開催されます。
この記事ではお祭りの日程から晴明神社、天才陰陽師・安倍晴明についてまでくわしく解説していきます。
晴明神社とは?陰陽師・安倍晴明が祀られている有名スポット
晴明神社とは陰陽師の確立者・安倍晴明を祀る神社であり、安倍晴明が亡くなった2年後の1007年に、生前暮らしていた屋敷の跡地に創建されました。
京都の中でも人気が高く、厄除け、病気平癒、家内安全などのご利益があります。
2001年に公開された大ヒット映画「陰陽師」の影響もあり、多くの参拝者が訪れています。
また陰陽師と言えばシンボルマークである「五芒星(星形)」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。晴明神社の境内では鳥居や本殿の屋根などいたるところに掲げられています。
五芒星の入ったお守りも境内で販売しており、一目で晴明神社と判別できるデザインが人気です。
住所 | 〒602-8222 京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル) |
電話番号 | 社務所 075-441-6460 (午前9:00~午後5:00) |
参拝時間 | 午前9:00〜午後5:00(無休、授与所は午後4:30まで) |
参拝料 | なし |
アクセス | 【市バス】 ・JR京都駅:9番「一条戻橋・晴明神社前」下車 徒歩すぐ ・阪急 烏丸駅、地下鉄 四条駅:12番「一条戻橋・晴明神社前」下車徒歩すぐ ・京阪 三条駅:12番・59番「堀川今出川」下車 徒歩約2分 【地下鉄】 今出川駅より徒歩約12分 【車】 京都駅から約20分 |
駐車場 | なし 当神社の南隣にある駐車場(コインパーキング)が便利です |
陰陽師とは?安倍晴明は天才陰陽師として平安時代に活躍
そもそも陰陽師とは何者だったのでしょうか。
陰陽師とは、天体の動きや太陽や月の運行を測り吉凶を視るなどという現代における占い師のような存在でした。
その中でも安倍晴明は天才陰陽師として活躍し、6代に渡り天皇の側近として重用されました。
晴明神社では安倍晴明の逸話が展示されており、その活躍を知ることができます。
現代では映画だけでなく小説や漫画などでも人気を集め、現代に伝承されています。
晴明祭はいつ開催?伝統のある秋のお祭りとして多くの人が訪れる
年に一度、安倍晴明がこの地に舞い降りると言われている「晴明祭」。
晴明神社の中で最も重要な祭儀で、2023年は9月22日(日)と9月23日(月・祝)の2日間で開催されます。
ここ数年はコロナの影響で規模を縮小していましたが、数年ぶりに完全復活を遂げます。
【1日目】9月22日(日)
22日(日)の宵宮祭は19:00から行われ、「湯立神楽」の奉納や「お迎え提灯行列」が行われ、晴明祭の魅力を存分に体感することができます。
またそれぞれ当日の参加が可能。ご希望の方は当日社務所で受け付けています。
【湯立神楽】お一人様1000円の初穂料にてお神楽をお受け頂けます(晴明饅頭のお下がり付き)
【お迎え提灯行列】お迎えの際に持っていただく子供用の提灯です。限定先着100名にお配りします(参加無料)
【2日目】9月23日(月・祝)
23日(月・祝)は10:00からは一年でもっとも重要な祭儀の「例祭」が開催されます。
境内には露店が立ちならび、献茶や献花等が行われたいへん賑わいます。
同日13:00から「神幸祭」が行われます。
神幸祭では約500人もの列が西陣地区を練り歩き、鉾や八乙女、神輿などを見物することができます。
美しい衣装をまとった少年鼓笛隊が、先頭に立ち列を牽引する様子は可愛らしくどこかたくましさを感じます。
晴明神社のシンボルマークである五芒星が入った神輿や提灯、衣装が町にあふれ、独特の雰囲気を味わうことができます。
にぎやかな秋祭ながらも幻想的な晴明祭は行く価値あり!
露店も出店され、多くの人で賑わう晴明祭。
しかし陰陽師・安倍晴明が降り立つと言われ、数々の逸話が残る晴明神社の雰囲気はミステリアスで幻想的です。
ぜひ晴明祭ならではの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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