はじめに
神社やお寺に足を運ぶのは、何かを強く願うためというより”気持ちを整えに行く”という意味合いが大きいのかもしれません。
しかし神社やお寺に行きたいと思っていても、行けない日はあります。
予定が合わなかったり、体調がすぐれなかったり、気持ち的に外に出る余裕がなかったり。
理由はひとつじゃありません。
特別な準備も、強い気持ちも、いりません。
行けなかったからといって、気持ちまで置き去りにする必要はありません。
今日は、「行けない日」のためにできることを静かにまとめました。
気持ちを整えるためにできること5選
ここからは、特別な事ではありませんが、神社やお寺に行けない日にできることをいくつか挙げてみます。
1.行けないことを認めてあげる
行けない日は、行けない。
理由を無理に説明しなくてもいいと思います。
行けないことを責めず、まずはまるごと認めてあげてください。
今日はそういう日だったと自分を
認めてあげる、それだけで十分です。
2.気持ちを置く場所をひとつ決める
家の中に、「ここで気持ちを整える」と決めた場所をひとつだけつくります。
机の端でも窓のそばでも、朝日が入る場所でもかまいません。あなたが心地良いと感じるところがあなたの心を守るスペースです。
そこに座る、立ち止まる。
それだけで区切りになります。
場所が決まると考えすぎなくてよくなります。
3.数分だけ、時間を区切る
長い時間はいりません。
朝の出かける前でも、夜に電気を消す前でも数分で大丈夫です。
目を閉じて深呼吸をし頭の中で今日の出来事を整理する。そしてその出来事をひとつだけ手放す。
「ちゃんとやろう」と思わないことが、続けるコツかもしれません。
4.形があると、助けになることも
気持ちの持ち方は、人それぞれです。
形があるほうが落ち着く人もいれば、何もないほうが楽な人もいます。
外出がしい時の選択肢として、郵送で授与される健康祈願のお守りもあります。
医療に代わるものではありませんが、気持ちを置く先があることで少し呼吸がしやすくなることもあります。
社寺で気持ちを込めて授与されたお守りは、あなたの心にそっと寄り添います。
5.今日できたことを数える
今日は外に出なかった、何もできなかった、そう感じる日もあります。
でも、立ち止まった、深呼吸をした、休むことを選んだ。
それも、ちゃんと「できたこと」です。
できなかったことに目を向けるのではなく、「できたこと」を数えて自分を認めてあげてください。
おわりに
行けない日も、気持ちまで止まっているわけではありません。
今日はここまで。
また行ける日が来たらその時考えればいい。
この記事が、ほんの少しでも気持ちを整えるきっかけになればうれしいです。
↓子供の健康を願う場として知られる社寺については、別の記事でまとめています。

