奈良観光の際に立ち寄った『ならまち』。
SNSや観光サイトでよく紹介されているので、「食べ歩きを楽しめる場所」というイメージを持っていました。
実際に私も、いろいろなお店を巡りながら食べ歩きをするつもりで訪れました。
しかし、歩いてみると想像していたのとは少し違います。
今回は、ならまちを歩いて感じたことを正直にまとめてみました。
ならまちは食べ歩きスポットだと思っていた
私が想像していた『ならまち』は、気になるお店を見つけては立ち寄り、またすぐ近くのお店へ向かうような食べ歩きスポット。
お昼どきに奈良公園の観光ついでに立ち寄れば、ちょうど良いだろうと思っていました。
ところが実際に歩いてみると、ならまちは食べ歩きというよりも「散策を楽しむ街」という印象でした。
一軒一軒のお店の距離が意外と遠い

ならまちには魅力的なお店がたくさんあります。
古民家カフェや雑貨店、和菓子店など、歩いているだけでも楽しい場所です。
ただ、お店がぎゅっと集まっているわけではありません。
次のお店まで少し歩くことも多く、「食べる→次のお店へ」というより、「歩く→お店を見る→また歩く」というテンポ。
京都の錦市場のような食べ歩きを想像していると、少しイメージが違うかもしれません。
奈良公園からそのまま向かうと結構疲れる

私たちはその日、特急列車を降り、近鉄奈良駅から奈良公園を散策したあと『ならまち』へ向かいました。
奈良公園は思った以上に広く、鹿に鹿せんべいをあげたり、東大寺などの観光スポットを巡ったりしていると、自然と歩く距離も長くなります。
その状態でならまちへ向かうと、さらに歩くことに
。
もちろん歩けない距離ではありません。
でも、「食べ歩きを楽しむぞ」というより、「そろそろ座って休憩したいな」という気持ちになる人もいると思います。
そのためお子さん連れの場合は、こまめな休憩を取り入れるなど、なおさら無理のない計画がおすすめです。
帰りは少しだけ特別な時間にしたくて、乗車してみることにした特急『あをによし』。その選択は大正解でした。

『ならまち』はこんな人におすすめ
実際に歩いて感じたのは、ならまちは食べ歩きの街というより、「気になるお店へ食べに行く街」だということ。
がっつりごはん屋さんや、抹茶ラテや和スイーツカフェ、食べ歩き向きの軽食などさまざまな魅力的なお店があります。
その中で事前に行きたいお店を決めておいて、そのお店を目指しながら奈良の町並みを楽しむ。
そんな楽しみ方の方が時間的にも、体力的にも向いている気がしました。
ならまちはこんな人におすすめ
・古民家カフェや雑貨屋めぐりが好きな人
・のんびり散策したい人
・奈良らしい街並みを楽しみたい人
こんな人は少し物足りないかも
・食べ歩きメインに楽しみたい人
・短時間でたくさんのお店をめぐりたい人
結局、私たちはピザを食べて帰りました

食べ歩きをするつもりでならまちへ来たのですが、気づけば「次は何を食べよう」ではなく、「どこかで座りたい」になっていました。
奈良公園を歩き、ならまちを歩き、お店を探して歩き。
気付けばそれなりの距離を移動しています。
ならまちには素敵なカフェがたくさんあり、抹茶ラテや和スイーツ、食べ歩き向きの軽食など、気になるものもたくさんありました。
でも、そのときの私たちが欲していたのは、そういうものではありませんでした。
欲しかったのは『塩味』。
そして、『しっかりお腹を満たしてくれるもの』。
娘も同じ気持ちだったようで、「ピザがいい」という意見で一致。
こうして私たちは、ならまちで食べ歩きをするつもりが、ピザ屋さんへ入ることになったのです。
そのお店が『Kinari pizza』。
開放感のあるオープンテラスの席で注文したのは、はちみつとチーズのピザと、生ハムのピザ。
ピザは1枚で大人ひとり分くらいのサイズ感。
歩き疲れてお腹を空かせていた娘は、チーズのピザをほぼひとりで完食。
普段ならそこまで食べないのに、それだけたくさん歩いたんだなと思いました。
チーズの塩気とはちみつの甘さがよく合っていて、歩き疲れた体にぴったりでした。
私はレモンサワーと一緒に生ハムのピザをゆっくりいただきました。
こだわりの生ハムと新鮮な葉物野菜が絶品でした。
食べ歩きをするつもりだったはずなのに、振り返ると一番記憶に残っているのは、このピザを食べながら過ごした時間かもしれません。
奈良観光は思った以上によく歩く
もうひとつ感じたのは、奈良観光は思った以上によく歩くということ。
近鉄奈良駅から奈良公園へ。
奈良公園からならまちへ。
さらに奈良にはJR奈良駅と近鉄奈良駅の2つがあります。
実は私たちも最初、違う駅の方向へ向かってしまい、予定以上に歩くことになりました。
奈良観光を計画している方は、利用する駅を事前に確認しておくと安心です。
5万歩以上を歩いても足が痛くならなかった。たくさん歩く旅の心強いアイテムの記事です。

時間と疲労を考えるなら、レンタカーという選択肢もあり

奈良公園やならまちを歩いていると、「もう少し気軽に移動できたらいいな」と感じる場面もありました。
そんなときは、レンタカーを利用するのもひとつの方法です。
公共交通機関では行きにくい法隆寺や長谷寺、室生寺など市街地から離れたスポットにも立ち寄りやすく、自分たちのペースで奈良観光を楽しめます。
歩く距離を少し減らしたい方や、奈良を広く巡りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
ならまちは食べ歩きスポットとして紹介されることもありますが、実際に歩いてみると少し印象が違いました。
食べ歩きの街というより、散歩の街。
そんな言葉がしっくりくる場所でした。
食べ歩きをするつもりで訪れたはずなのに、結局ピザを食べて帰ったあの日を思い返すと、そのピザこそがならまちらしい思い出だった気がします。
