「せっかくの京都、ゆっくり自分を癒やしたい」
そう思って訪れたのに、どこへ行っても人混みばかりで少し疲れてしまった経験はありませんか?
清水寺や金閣寺といった有名な観光地も素敵だけれど、常に世界中からの観光客で溢れかえっています。
しかし今のあなたに必要なのは、深呼吸ができる「静かな時間」かもしれません。
少しだけ視点をずらすだけで、「京都の静寂」を独り占めできる場所はまだ残されているのです。
今回は、京都を愛する私が心をそっと整えたいときに訪れる、混雑とは無縁の「秘密の場所」を3つだけお教えします。
混雑を避けて京都の静寂へ|自然の音を楽しむ寺院3選
ここからはスマホの通知をオフにして、ただ静かに自分と向き合う。
そんな、心ほどける3つの寺院をご紹介します。
1. 左京区・蓮華寺(れんげじ)
大原へと続く道の途中に、ひっそりと佇む蓮華寺。
門をくぐった瞬間に「あ、空気が違う」と感じられ、「観光」ではなく「瞑想」に近い場所。
瞳を「緑」で満たす、贅沢なひとり時間 。
話し声ひとつ聞こえない時間があり、ただ庭を眺めているだけで、日常のノイズが消えていくのが分かります。カメラのシャッター音さえ申し訳なく感じるほどの静寂を、ぜひ現地で。
シャッターを切るのも忘れてしまうような、静かなひとときを過ごしてください。
| 公式サイト | http://rengezi.com/ |
| 拝観時間 | 9:00~17:00 |
| 拝観料 | 500円 |
| アクセス | 京都バス「上橋」下車徒歩すぐ、叡山電鉄叡山本線「三宅八幡駅」下車徒歩約7分 |
2. 奥嵯峨・祇王寺(ぎおうじ)
嵐山の賑わいから少し離れて、竹林の道をゆっくり歩いた先にあるのが祇王寺。
ここは、かつて恋に疲れた女性たちが身を寄せた、優しく静かな尼寺です。
もし旅行の日が「雨」でも、がっかりしないで。
雨に濡れた苔は、一年で一番美しく輝きます。吉野窓(虹の窓)から差し込む光の変化を眺めたり、茅葺き屋根からしずくが落ちる音を聞きながら、心の中をゆっくり整理できる、そんな優しい場所です。
| 公式サイト | https://www.giouji.or.jp/ |
| 拝観時間 | 9:00~17:00(受付終了16:30) |
| 拝観料 | 500円 |
| アクセス | 市バス「嵯峨釈迦堂前」下車徒歩約15分 |
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3. 西京区・善峯寺(よしみねでら)
最後は、街の喧騒が届かないほど高い場所にある善峯寺。
少し遠い分、観光客の数が劇的に減る「真の穴場」です。
たどり着いた人だけが味わえる「最高の開放感」は自分が雲の上にいるかのよう。
「京都は盆地である」ということをこれほど美しく実感できる場所はありません。秋の紅葉シーズンでも、ここは敷地が広大すぎるため混雑を感じることがほとんどなく、自分だけの展望台を見つける贅沢がここにあります。
心地よい風に吹かれながら、空に近いこの場所で深呼吸を。帰り道には、きっと心がふんわり軽くなっているはずですよ。
| 公式サイト | http://www.yoshiminedera.com/ |
| 拝観時間 | 8:30~17:00(受付終了16:45)※土日祝は8:00~ |
| 拝観料 | 500円 |
| アクセス | 阪急バス「灰方」下車徒歩約45分、JR東海道本線「向日町駅」下車タクシー約20分 |
京都の「音」を聴きに行こう
ガイドブックを追いかける旅もいいけれど、今の自分に「お疲れ様」と言ってあげられるような、そんな穏やかな京都の過ごし方があってもいい。
今回紹介した3つの寺院に共通しているのは、「風の音、鳥の声、自分の足音」がはっきりと聞こえます。
次の京都旅行は、スマホをポケットにしまい、ただそこにある静寂を味わってみてください。
それこそが、何よりの贅沢なのだから。
心ほどける京都の古民家宿。一棟貸しの宿で自分だけの時間を味わう

