はじめに
京都旅行の日に雨が降ると、少しだけ気持ちが下がる人も多いと思います。
せっかく来たのに、歩きにくいし、混むし、写真も撮りづらい…。
でも、雨の日の京都は「予定を詰めない」ことがいちばんの正解かもしれません。
今日は、雨の日でも無理をしない京都観光についてまとめました。
雨の日の京都は、向いている人と向いていない人がいる
正直に言うと雨の日の京都は、がっつり観光したい人には向きません。
・たくさん歩きたい
・1日で何か所も回りたい
・写真をたくさん撮りたい
こういう人は、少し疲れやすいです。一方で、
・静かに過ごしたい
・雰囲気を味わいたい
・予定を減らしてもいい
こういう人には、雨の日の京都もおすすめです。
雨の日は「行く場所を減らす」が正解
晴れの日と同じルートを回ろうとすると、だいたい途中でしんどくなります。
おすすめは、
・行きたい場所を1〜2か所だけ決める
・あとはカフェや屋内中心にする
「今日は少なめでいい」と決めるだけで気持ちがかなり楽になります。
雨の日に向いている京都の過ごし方
ここからは雨の日の京都を楽しむポイントをご紹介します。
過ごし方①移動が少ない場所を選ぶ
雨の日の京都は移動距離が短い場所を選ぶとラクです。
・美術館や博物館
・カフェでゆっくりする
・駅近の寺社（移動が短いところ）
逆に、
・山道
・石段が多い場所
・広すぎる境内
などは、無理しないほうが安心です。
駅から近い寺社や屋内で過ごせる京都国立博物館や京都文化博物館を中心にすると、雨に当たる時間を減らせますよ。
広い境内や坂道が多い場所は、天気のいい日に改めて訪れましょう。
雨の日は「向いている場所だけ」に絞るのが正解です。
過ごし方②観光の時間帯をずらす
雨の日は、観光客が昼前〜昼過ぎに集中しやすいです。そのため屋内やカフェで過ごすほうが楽です。
・朝はゆっくり
・昼の混む時間は屋内
・夕方に少しだけ外を歩く
雨＋夕方の京都は静かで落ち着いた空気になり、雨の日ならではの京都を楽しむことができますよ。
過ごし方③足元優先でおしゃれを楽しむ
雨の日は「おしゃれ」より「安全」。
・滑りにくい靴
・防水のスニーカー
・軽めのレインコート
傘だけでなんとかしようとすると意外と疲れます。軽いレインコートがあると、両手が空いて移動がラクになります。
「完璧に防ぐ」より、「濡れても疲れにくい」を意識するとラクですよ。
過ごし方④「無理に楽しもう」としない
ここ、いちばん大事です。
雨の日は予定通りに進まなくて当たり前です。
・気分が上がらなくてもいい
・予定通りじゃなくていい
・早めに宿に戻ってもいい
「楽しめなかったらどうしよう」と思わなくて大丈夫です。
”何もしない時間をつくる”
それもちゃんとした旅の過ごし方ですし、旅の一部です。
おわりに
雨の日の京都は、場所・時間帯・持ち物・心構えを少し変えるだけで、ぐっと楽になります。
雨の日の京都に、派手さはありません。でも立ち止まるには向いています。
全部回らなくていい日、歩かなくていい日があってもいい。
雨の日の京都は、そんなことを思い出させてくれる日かもしれません。
【雨の日での安心して過ごせる宿】
